Home7月総会・シンポジウムのお知らせ

2021年度 総会・30周年記念シンポジウムのお知らせ

 新型コロナ感染拡大、緊急事態宣言などで、例年の5月の総会とシンポジウムの開催は困難となりました。
 『洋学史研究事典』の刊行記念とすべく、30周年記念総会・シンポジウムを下記の日程でオンラインで開催いたします。

2021年度 総会

日時:2021年7月18日(日)15:00〜15:45(予定)
開催方法:オンライン

30周年記念シンポジウム
「『洋学史研究事典』のその先へ ―書き残したこと―」

日時:2021年7月18日(日)17:00〜20:00(予定)
開催方法:オンライン

報告@「洋書出版における版画の商品価値とその使用・応用:スヒッパー、ファン=メウルス、ワースベルヘ、ハルマらの例を中心に」

フォラー邦子(アムステルダム大学人文学部 客員研究員)

要旨:分析書誌学を礎にオランダの印刷・出版史を研究していく上で、じっさいに書物を手に取らずに所見を述べてはいけないと、学部生時代、恩師に徹底的にたたき込まれた。今回それを破るに至ったのは、偏に松田清著『洋学の書誌学的研究』(1998年)のおかげである。氏の記述書誌学に基づく楽歳堂蔵書分析は、じっさいに平戸にある書物を手にしなくても、オランダ国内に残る書物を手にしながら楽歳堂蔵書の印象を得るのに十分である。銅版画に関しては、勝盛典子氏が『近世趣味美術の史的研究』(2011年)で銅版画の享受はもちろん、徹底して出所の書名の特定にこだわり、それを実現された。氏のおかげで、銅版画が再び書籍に帰り、その関係がいっそう明らかに見えるようになった。オランダの本屋業を研究する者として、両先生のお仕事を最大限に 生かすことは責務であり、今後の洋書研究に寄与することができればと願う。今回は「版画」という「商品」について説明し、松田・勝盛両著に頻繁に挙がる書物を例に出しながら、まったく別の角度から海を渡った銅版画について考えてみたい。

報告A「欧米から見た洋学史研究:問題意識の回復・連携の可能性」(仮)

ショーン・ハンスン
(Assistant Professor, Modern Languages and Cultures, Durham University)

要旨:一時期激しく論争の的となった洋学史研究は現在、どのような問題意識を抱懐しているか、または将来に向けて抱懐し得るか、欧米(米・独・英)で研究生活を送った立場からいくつかの愚答を述べるのがこの発表の目的である。より具体的には「科学史」・「グローバルヒストリー」・「知の歴史」(history of knowledge)の最近の動向を紹介し、そこから示唆を受けて、洋学(とりわけ幕末洋学)史研究の今後の課題とそれを支える知的インフラ(研究協力・資料提供等)について話す。

報告B「『洋学史研究事典』とその先へー書き残したこと」

青木歳幸(佐賀大学特命教授・『洋学史研究事典』編集委員長)

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