古来より、長崎、対馬、琉球などを通じて、さまざまな人やモノ・道具・知の交流が行われてきました。それらの先進的な受容は、我が国の在来技術や学問を刺激し、大きな影響を与えてきました。
本大会では、我が国の洋学における九州の特性と継承を、さまざまな交流から描き出したいと考えております。
多くの会員のご参加をお待ちしております。
日時:2023年9月16日(土)、17日(日)
開催方法:対面のみ
会場:熊本県立大学・中ホール >>熊本県立大学 キャンパスマップ
*申込受付は終了しました
洋学史学会会長挨拶:平野 恵(台東区立中央図書館 郷土・資料調査室)
基調講演:猪飼隆明(大阪大学名誉教授)
「横井小楠と洋学」
木山貴満(熊本博物館)
「肥後藩の測量術における蘭学の影響について
―茂見伴右衛門の霊台橋架橋を事例に―」
松ア範子(熊杏会)
「村井椿寿(号琴山)と熊本藩の医学教育」
塚越俊志(東洋大学非常勤講師)
「熊本藩士岡田摂蔵の仏英体験について」(仮)
加藤僖重(牧野標本館客員研究員)
「シーボルト標本を探し続けた熊本大学の山口隆男博士」
閉会挨拶:大島明秀(熊本県立大学)
17:30〜 泉樹庵
〔9:00〕熊本県立大学・本部棟前集合(建物@) → (バス移動) → 熊本博物館 → 昼食(菊池市) → 菊池市立中央図書館 → 山鹿市八千代座 → 17:30 熊本駅 → 18:30 熊本県立大学 全体解散
大学近くに宿泊施設はありませんが、水前寺周辺、または通町(上通、下通)の宿泊が便利です。
どちらもバス1本で熊本県立大学にアクセス可能です。
*水前寺周辺には、ジェーンズ邸(熊本地震で全壊、建て直して移築)、後藤是山記念館、夏目漱石大江旧居、水前寺成趣園(古今伝授の間)、熊本県立図書館があります。
*通町周辺には、熊本城、熊本県立美術館、熊本博物館、夏目漱石旧居、熊本大学五高記念館、熊杏会肥後医育ミュージアム(平日のみ開館)、【古書店】舒文堂河島書店、天野屋書店があります。