洋学史学会は、洋学・蘭学史研究の伝統と遺産とを継承し、
それを次世代に引き継ぐという大きな課題を担っています。
今後も、より多くの方々の参加をお待ちしています。

新着情報

・3月例会の案内メールを送信しました。今回より「yogakushi★yogakushi.jpn.org(★→@)」からご案内します。メールが届いていない方は、迷惑メールフォルダをご確認のうえ、未着の場合は事務局までご連絡ください。(2024.2.12)
・洋学史学会では、会員への通信手段の見直しをお願いしております。例会案内などを郵送で受け取っている会員は、こちらのフォームにてご都合のよいメールアドレスをお知らせください。(2023.12.11)

今後の予定

3月例会のご案内

日時:2024年3月9日(土)13:30〜
開催方法:ハイブリッド開催(対面/オンライン)
会場:電気通信大学 A棟202
報告者:太田由佳、橋本真吾、河瀬真弥    >>お申込み・詳細はこちら

洋学史関連情報

洋学史関連の展示・シンポジウムなどの情報です。
たくさんの情報をお待ちしています。

跨ぐ・1624:世界の島台湾

開催期間:
2024年2月1日(木)〜6月30日(日)
会場:国立台湾歴史搏物館(台南市)

マラッカを越えて極東アジアへ
−ポルトガル地図学の16世紀

開催期間:2024年11月25日(土)〜2月12日(月)
会場:國學院大學博物館(東京都)

日本とロシアと光太夫
−近くて遠いおとなりさん

開催期間:
2024年1月18日(木)〜3月17日(日)
会場:大黒屋光太夫記念館(三重県)

コレクション大航海
蝦夷発→異国経由→兵庫行

開催期間:
2024年2月10日(土)〜3月17日(日)
会場:神戸市立博物館(兵庫県)

キリスト教交流史
ー宣教師の見た日本、アジアー

開催期間:
2024年1月27日(土)〜5月12日(日)
会場:東洋文庫ミュージアム(東京都)


懸賞論文募集(幕末長崎・大浦慶による日本茶初輸出の史実探索)のお知らせ

 2023年4月13日(大浦慶命日)出版の「抹茶革命と長崎」(監修/姫野順一、編著者/前田拓、出版/長崎文献社)を機に、大浦慶による日本茶初輸出を詳らかにし、日本茶輸出史と大浦慶の功績をさらに探索すべく、広く歴史研究者、民間研究者らに募集し、新史料・新解釈の発見とその学術論文の募集を行います。
>>詳細はこちら

洋学史関連 新刊情報・デジタルアーカイブ など

洋学史関連の雑誌・書籍などの情報です。
たくさんの情報をお待ちしています。

近世後期日本における対米観の形成と展開 -ペリー来航以前の蘭学と海外情報

ペリー来航以前の蘭学と海外情報

 ペリー来航以前の日本の知識人が、アメリカ合衆国をどのように認識していたか。 ペリー来航以前に、蘭学者は独自の研究により、アメリカ合衆国の相当に明確な像を描いていた。この、従来見逃されていた事実を、はじめて実証的に明らかにした研究を世に問うことが、本書の目的である。彼ら蘭学者は、翻訳を通じて、最新の海外情報を政府中枢に伝えるのみならず、独自の考察により、アメリカをはじめ西欧諸国の政治・経済・社会の情勢を分析していた。アメリカはイギリスの一部か、アメリカの国名をどう訳すか、アメリカの政治体制の詳細、独立革命の評価などの考察が進められていた実相を明らかにする。
 著者:橋本真吾
 発行:パブファンセルフ
 刊行年月日:2024年1月


シーボルト書簡集成

シーボルト書簡集成

 これまでのシーボルト研究では、長年にわたり大鳥蘭三郎の翻訳・編集による『シーボルト関係書翰集』(日独文化協会編、郁文堂書店 1941年)が広く活用されてきたものの、ここに未収録の日本の門人等との間で交わされたシーボルト書簡や、日本人以外の諸外国人との間で交わされたシーボルト書簡なども、個々の論文の中でさまざま紹介されてきた。そこで、ここに企画・編集した『シーボルト書簡集成』は、今日まで紹介されてきたシーボルトと日本の門人との間で交信された書簡を収録し、併せて書簡に関係する史料を参考に付するとともに、これまで抄訳や部分未訳のある欧文書簡も改めて翻訳して紹介し、また新たに確認できた書簡も翻刻・翻訳の作業を行なって編集した。その結果、本書には313通の書簡を収録できた。
(「刊行にあたって」より)

監修・編訳者:石山 禎一(元東海大学講師)・梶 輝行(横浜薬科大学薬学部教授)
編集協力者:
・イザベル・田中・ファン・ダーレン(東京大学史料編纂所共同研究員)
・沓澤 宣賢(東海大学名誉教授)
・宮崎 克則(西南学院大学国際文化学部教授)
・吉田 佳恵(横浜薬科大学薬学部教授)

協力者:
・織田 毅(長崎市シーボルト記念館)
・神谷 大介(横浜開港資料館調査研究員)

発行:八坂書房
刊行年月日:2023年9月


帆足万里 評伝

帆足万里評伝

 「豊後三賢」として知られる学者・教育者の帆足万里。彼の生涯を儒学思想と西洋科学との対峙から解き明かした、これまでにない評伝です。
>>詳細はこちら  >>ちらしはこちら

監修・執筆:吉田 忠(東北大学名誉教授)
執 筆:田尻 祐一郎(東海大学名誉教授)、佐藤 晃洋(竹田市歴史文化館・由学館長)
編集:大分県立先哲史料館
発行:大分県教育委員会
刊行年月日:2023年3月


アレクサンダー・フォン・シーボルトと明治日本の広報外交

アレクサンダー・フォン・シーボルトと明治日本の広報外交

 青木周蔵、伊藤博文、井上馨、井上勝之助……彼らのかたわらには、「もう一人のシーボルト」がいた。 約40年間、日本とヨーロッパを拠点に活動した明治政府のドイツ人外交官アレクサンダー・フォン・シーボルト。広報外交戦略によってウィーン万博を成功に導き、条約改正や黄禍論との戦いに挑み、「日本帝国近代史の化身」と評された外交官人生とその業績、そして明治日本にもたらされた広報外交の裏面史を日独双方に眠る外交文書、日記、書簡、ブランデンシュタイン=ツェッペリン家所蔵資料から解き明かす。
>>詳細はこちら  >>ちらしはこちら
 著者:堅田智子
 発行:思文閣出版
 刊行年月日:2023年3月


岡山の種痘
〜近世・近代の感染症との闘い〜

著者:木下浩、松村紀明
発行:日本文教出版
刊行年月日:2023年10月

文化外交の世界

編者:桑名映子
発行:山川出版社
刊行年月日:2023年9月

江戸の実用書

編者:近衛典子・福田安典・宮本祐規子
発行:ペリカン社
刊行年月日:2023年6月

洋学誌 解剖・言語・博物

著者:西野嘉章
発行:思文閣出版
刊行年月日:2023年8月

天然痘との闘いW
東日本の種痘

編者:青木歳幸・W.ミヒェル
発行:岩田書院
刊行年月日:2023年4月

今を生きる思想
福沢諭吉 最後の蘭学者

著者:大久保健晴
発行:講談社
刊行年月日:2023年3月

近世オランダ治水史

著者:中澤 聡
発行:東京大学出版
刊行年月日:2023年3月

牧野富太郎博士のシダ論文と
その標本

著者:加藤 僖重 ほか
発行:銀河書籍
刊行年月日:2022年2月


ページトップへ
Design by Megapx  Template by sozai-dx.com
Copyright (C) FreeTmpl006 All Rights Reserved.