洋学史学会は、洋学・蘭学史研究の伝統と遺産とを継承し、
それを次世代に引き継ぐという大きな課題を担っています。
今後も、より多くの方々の参加をお待ちしています。
・10月東京大会は多数の報告申し込みをいただいたので締め切りました。どうもありがとうございました。(2025.8.1)
・12月六史学会の報告者は決定しましたので、申し込みを締め切りました。(2025.8.1)
・「第8回西周賞」(主催:津和野町・津和野町教育委員会)募集の案内が届いています。(2025.5.3)
近年本学会の大会は、佐渡や熊本など首都圏以外の地域へ赴き博物館見学などのエクスカーションを実施して参りました。これに対し、昨年の佐倉(千葉)大会では、他地域から首都圏へ参会の機会を勧めるため実施致しました。しかしながら、あいにくの台風直撃のため半数以上の参加予定者が欠席を余儀なくされました。
本年は昨年の目的である首都圏における開催を再び企画し、東京東部に所在するたばこと塩の博物館を会場に大会を実施します。同館は、洋学との関わりが深く、「おらんだの楽しみ方(2008)」「阿蘭陀とNIPPON(2010)」「産業の世紀の夜明け ウィーン万国博覧会(2018)」等々洋学やオランダ関連の特別展が開催されています。
大会当日は、1階ワークショップルームにおいて「本草・洋学資料に見るたばこ」をテーマに、ミニ展示を開催します。本草書や金唐革の実物が目の当たりにできますので、これを機会に是非足をお運びいただけたら幸いです。
大会は、年に一度の大きな研究発表の場になります。博物館開催にふさわしい、モノに注目した研究発表はもちろん、広く洋学に関わる内容のご報告を歓迎いたします。
日時:2025年10月11日(土)13:00~16:30(*予定 開始時間は変更の可能性あり)
会場:たばこと塩の博物館 >>アクセス
*入館料300円は各自でご負担ください
開催方法:対面のみ
>>詳細はこちら
日時:2025年8月2日(土)15:00~
開催方法:オンライン開催(オンライン参加用Zoom URLは後日、報告資料と同時配布を予定)
事前登録制、登録はこちらから。 ※登録締切7月31日(木)
報告者:増田友哉(中央大学人文科学研究所学振PD)
報告タイトル:幕末という時代のなかの大和魂―大国隆正と「西洋」―(仮)
>>若手部会8月例会の詳細はこちら
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ウズベキスタンは今、日本がかつてそうしたたように、自国史を築こうとしている。その過程で外交史研究や、自国に関連する外国文書の翻訳が、どちらの国でも大きな役割を果たしてきた。
現在のウズベキスタンに存在したヒヴァ・ハン国(1512-1920年)と徳川日本(1603-1868年)についての、歴史の語りには共通点が多い。
ロシア・ソ連の中央ユーラシア史家ヴァシリイ・バルトルド(1869-1930)が、ヒヴァは孤立していたと述べ、多くの研究者がそれに倣った。
一方、西洋の観察者たちは徳川日本を「鎖国」という言葉で表現し、その結論の範囲内で多くの研究が行われてきた。
本ワークショップでは、ウズベキスタンで国民史構築を担っている第一線の研究者を招き、私たちの国の歴史と世界史をどのように語ればよいのか、そして歴史を語る際の「私たち」とは何者なのかについて、議論したい。
日時:2025年8月9日(土)15:00-18:00
場所:東京大学 伊藤国際学術研究センター3階 特別会議室(定員30名)オンライン同時配信
使用言語:英語・日本語
>>お申し込みはこちら
日時:2025年8月1日(金)15:00-18:00
場所:京都大学文学研究科ぶんこも、オンライン同時配信
>>詳細情報はこちら
・Tim Screech, ‘Carl Peter Thunberg, Isaac Titsingh and the Process of Change in Late 18th Century Japan’
・Linda Andersson Burnett, ‘Letters from the Edge of the World: Carl Peter Thunberg’s Correspondence During His Global Voyages’
・Maria Florutau, ‘The Scholar-Merchant: Isaac Titsingh’s Contributions to Batavian Society’s Understanding of Japanese Civilization’
開催期間:
2025年10月11日(土)~11月16日(日)
会場:津山洋学資料館(岡山県)
開催期間:2025年12月6日(土)~2026年2月15日(日)
会場:津山洋学資料館(岡山県)
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