Home2022年度 過去の例会・大会・シンポジウム情報

2022年度 過去の例会・大会・シンポジウム情報

3月例会

日時:2023年3月19日(日)14:00〜
開催方法:ハイブリッド開催(対面/オンライン)
会場:電気通信大学 東3号館(総合研究棟)306教室
   電気通信大学 交通・学内マップ

武正泰史(東京大学大学院)
  有馬頼徸と和算家の関係

佐々木千恵(早稲田大学大学院)
  幕府洋学機関の人材確保と所属藩の関係―宇田川興斎を例に

六史学会(合同例会)

 洋学史学会では毎年、日本薬史学会、日本医史学会、日本獣医史学会、日本歯科医史学会、日本看護歴史学会とともに、六史学会として合同例会を開催しています。

日時:12月17日(土) 14:00〜18:00(13:30 受付開始)
開催方法:オンライン(Zoom)
@所属学会名(洋学史学会)Aお名前 をご記入の上、メールにて日本医史学会事務局 jsmh★juntendo.ac.jp (★→@)までお申し込みください。 Zoomへの参加URLをお送りいたします。

進行:佐々木典康(日本獣医史学会)
日本歯科医史学会:西巻明彦
   「中世日本にみる歯科医療事情」
日本看護歴史学会:丸山マサ美
   「博多人形師と解剖学―博多人形師と九州帝国大学医科大学解剖学教室
     櫻井恒次郎教授“美術解剖学”―」
洋学史学会:海原 亮
   「研究教育の「場」をめぐって〜『洋学史研究事典』編集補遺」
日本医史学会:逢見憲一
   「1889〜91年”旧ロシアかぜ”は”コロナウイルス”によるものだったか?
     ―インフルエンザウイルス循環からの考察―」
日本薬史学会:牧野利明
   「生薬ハンゲの修治に関する薬史学的研究」
日本獣医史学会:小佐々 学
   「日本獣医史学会の歴史」

『伊藤圭介日記』出版記念会

本年度は、新型コロナウィルスの影響により中止となりました。

11月シンポジウム

11月例会では、岩下哲典編著『「文明開化」と江戸の残像』にご執筆のお2人にご報告いただきます。

日時:2022年11月6日(日)14:00〜(13:45入室開始)
開催方法:オンライン(Zoom)

*申し込みは締め切りました

萱田寛也(早稲田大学大学院)
  幕末維新期の軍事医療の動向―赤川玄檪や奇兵隊に注目して―(仮)

田鍋桂子(明海大学)
  大槻文彦と『言海』編纂 ― 新資料「言海事件雑記」を通して―

2022年度 洋学史学会 佐渡大会公開シンポジウム

2022佐渡大会

佐渡大会は、多くの方々にご来場いただき、盛会のうちに終了することができました。
ご参加・ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

 江戸時代、佐渡は孤立した島ではなかった。北前船・西廻り航路の開発によって、蝦夷地の特産品や、越後の米などが主に西国に運ばれ、西国の人とモノと文化が越佐の地にもたらされた。佐渡金山の排水技術は水田開発に、鉱山開鑿技術は建築の石材づくりに応用され、測量技術も高まった。本シンポジウムにおいては、人・モノ・情報が活発に交流することで、洋学に関する新たな知が生まれ、先人達が地域に還元した姿を考えてみたい。

9月17日(土)14:40- 公開シンポジウム「佐渡の洋学―知の交流」

会場:新穂地区公民館(新穂行政サービスセンター内)
後援:佐渡市教育委員会

プログラム:

八百啓介 洋学史学会会長挨拶
濱ア賢一 佐渡学センター長ご挨拶

「江戸時代の出島―オランダ商館における小判輸出」
  八百啓介(洋学史学会会長、北九州市立大学教授)
「佐渡の洋学」
  佐藤賢一(電気通信大学教授)
「洋学者・柴田収蔵と江戸の本屋」
  平野恵(台東区立中央図書館 郷土・資料調査室)
「佐渡と長崎の西洋医学交流−長野秋甫、司馬凌海」
  青木歳幸(佐賀大学特命教授)

9月17日(土)19:00 - 21:00 懇親会

会場:レストラン味彩(旅のホテル佐渡内
参加費:5,000円(変更の可能性があります)

9月18日(日)9:00- エクスカーション

参加費:2,500円(含観覧料、昼食代)

→徒歩移動  ⇒貸切バス移動(学会で手配いたします)

〔9:00〕新町集落センター集合(バス停:【小木線、赤泊線】新町集落センター前)
真野新町旧本陣見学 ※現戸主で郷土史家でもある山本修己先生にお話しいただく予定です → 司馬凌海生家跡見学 ⇒ 佐渡博物館見学 ⇒ 昼食:持田家
佐渡金銀山ガイダンス施設:きらりうむ佐渡見学(小木港からお帰りの方はここで解散 ※小木港まで、学会でタクシーを手配いたします。)
⇒ 〔15:00〕 両津港着、全体解散

佐渡汽船 2022年 年間時刻表

佐渡大会専用 お問い合わせ窓口

yogaku-sadotaikai★yogakushi.jpn.org(★→@)

<現地情報>

交通手段、宿泊先は、各自お早めにご手配ください。

さど観光ナビ(一般社団法人 佐渡観光交流機構)
佐渡汽船
佐渡バスマップ(佐渡市地域公共交通活性化協議会)
路線バス時刻表(新潟交通佐渡株式会社)
前浜線・宿根木線・内海府線の一部便の事前予約制デマンド運行についての情報
(新潟交通佐渡株式会社)

<ご協力をお願いいたします>

*シンポジウム会場・貸切バスなどでの感染リスクを避けるため、定員を先着20名程度とさせていただきます。
*新型コロナウイルス・ワクチンを3回以上接種済みであることを参加条件とさせていただきます。
*申し込みが20名に達した場合、8月17日(水)よりも前に募集を終了いたします。
*当日の健康状態がすぐれない場合は、ご参加をお控えください。
*後日、シンポジウムの内容を録画した動画を配信する予定です。
*新型コロナウィルス感染症の流行状況に応じて、内容が変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください。
*旅行の際の各種保険については、各自でご加入ください。

7月例会

日時:2022年7月10日(日)14:00〜(13:45入室開始)
開催方法:オンライン(Zoom)

*申込受付は終了しました

小澤健志((株)NAAリテイリング)
オランダ船持渡書籍銘書の考察

堅田智子(関西学院大学教育学部)
「歴史総合」を担う教員養成を目指して
 ―教職科目における洋学に関する学びを事例に―

2022年度総会・シンポジウム

開催日時:2022年5月22日(日)
開催方法:オンライン(Zoom)

総会(会員限定) 11:30〜(11:15入室開始)

シンポジウム「洋学の地域交流とアーカイヴの展開」 14:00〜(13:45入室開始)

 新型コロナが断続的に流行する状況となり、既に2年近くが経過しました。この間、様々な社会的対策と取り組みが進む中、教育・研究の環境も大きく変貌を遂げつつあります。大学の講義に遠隔講義が導入されたことを筆頭に、学術的な会合や学会活動においても、急速に遠隔・リモートでの会議運営のスタイルが普及しました。今後もこの流れは続いていくことが予想されます。これと並行して、世界各地で実物資料へのアクセスが困難となることを補うように、資料のデジタル・データの公開、アーカイブの拡充といった動きも加速されてきました。その一方で、コロナ禍という逆風の中にあっても、国内では草の根的な地域間の学術交流を確実に進展させている実践例も登場しています。
 洋学史・蘭学史の研究も、このような動向の中にあって例外ではありません。本学会でもこの2年間、状況を見ながらの学会活動を進めて参りました。今ここで改めて、研究資源としてのデジタル・データ、アーカイブを巡る変革の状況を共有し、コロナ後をも見据えた持続的な学術交流の方策を議論することは意義があるものと考えます。これら2つの方向性(持続と変革)に関して、コロナ下での洋学・蘭学研究の実践例をご報告頂き、この歴史的転換点を問い尋ねてみる機会になればと考えます。

「蘭学者門人帳データベースと地域蘭学研究」
     青木歳幸(佐賀大学特命教授)
「博物館・美術館・図書館データベースの構築と課題」
     平野恵(台東区立中央図書館 郷土・資料調査室)
「新日本古典籍総合データベースについて ー 中津の画像資料を中心に」
     ミヒェル・ヴォルフガング(九州大学名誉教授)
      ー休憩ー
「大学図書館のデジタルアーカイブの構築と利用」
     佐藤賢一(電気通信大学教授)
「国立国会図書館におけるデジタルアーカイブの新しい挑戦
     −次世代デジタルライブラリーの紹介を中心に」

     徳原直子(国立国会図書館 電子情報部電子情報企画課
                 次世代システム開発研究室長)
「三津同盟と中津藩蘭学・洋学」
     川嶌眞人(川嶌整形外科病院 理事長)
      ー全体討論ー

洋学史学会・オランダ王国大使館主催
洋学史学会監修『洋学史研究事典』刊行記念講演会

koenkai
2022年4月16日(土) 於:オランダ王国大使館

刊行記念講演会は117名のご参加をいただき、盛況のうちに終了しました。
ご参加の皆様、ご協力いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

「洋学 ―日蘭の出会いと知の共創の歴史―」
Yogaku: The History of the Dutch-Japanese Encounter and Co-creation of Knowledge

koenkai

 江戸時代、中国から学んだ儒学、漢学が学問の中心であったなかで、日本の古い歴史や文化を学ぶ国学と並んで、おもにオランダを通じて西洋のことを学んだことを洋学と呼びます。昨年設立30周年を迎えた洋学史学会は『洋学史研究事典』を刊行しました。本講演会はそれを記念して開催します。
 新しい外来のモノ、考え方、価値観と出会ったとき、必要なものを受け入れ、不要なものは受け入れず、自分自身も変わり、そして自分なりのものを発信していく。そのような姿勢は、これからの課題となるでしょう。洋学史がその良き先例となると考え、日蘭の出会いと知の共創の歴史をご紹介します。


開催日時:2022年4月16日(土)15:00〜17:00 
開催方法:Zoom Webinarによるオンライン

挨拶   ペーター・ファン・デル・フリート(駐日オランダ王国大使)
     八百啓介(洋学史学会会長、北九州市立大学教授)

「ティツィングが入手した日本の書物」―洋学とは何か ―
     松方冬子(東京大学教授)
「金唐革」と「衣服」― 洋学に影響を与えた「モノ」―
     イサベル・田中・ファンダーレン(東京大学共同研究員)
「ワイン」― 国産葡萄酒までの長い助走 ―
     野澤丈二(帝京大学准教授)
「幕末のオランダ留学」― シモン・フィッセリングと明治日本の夜明け ―
     大久保健晴(慶應義塾大学教授)
「種痘」― 天然痘予防をめぐる知の共創 ―
     青木歳幸(佐賀大学特命教授)

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