日時:2022年3月13日(日)14:00〜17:00(13:45入室開始)
開催方法:オンライン・事前予約制
岩下哲典
19世紀初頭、わが国初のナポレオン文献「ロシア海軍士官ムール獄中上申書」
−ゴローヴニン事件とロシア系種痘法の伝播に関連して−
イサベル・田中・ファンダーレン
「鶏肉ケレー[kippengelei]とケレー酒[weinvankippengelei]効能書」と松本順
−東京、長崎、函館をつなぐ「洋物」−
*例会終了後、茶話会も企画しております
2021年度の六史学会は中止となりました。
2021年度の六史学会は中止となりました。
沈没した幕末の軍艦「開陽丸」から謎の古文書 誰が何のために?(毎日新聞 5月22日)
主催:洋学史学会 後援:海洋知と領域支配研究会
日時:11月14日(日)13:00〜
開催方法:オンライン
12:45〜 入室開始
13:00〜13:05 事務局からの連絡、会長挨拶
13:05 @「開陽丸引揚文書の中の和算史料について」佐藤賢一(電気通信大学)
13:45 A「開陽丸引揚文書と梅文鼎『暦算全書』」平岡隆二(京都大学)
14:15〜14:25 休憩
14:25 B「開陽丸引揚文書と幕府天文方」梅田千尋(京都女子大学)
14:55 C「歴史資料の画像解析とデジタルアーカイブの現在」
橋本雄太(国立歴史民俗博物館)
15:25 コメント:阿部大地(佐賀県立博物館・美術館)
15:45〜15:55 休憩
15:55〜16:35 質疑応答・全体討論
日時:2021年9月5日(日)13:30〜
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の情勢を鑑み、昨年度に引き続き、今年度も熊本大会を延期とすることとなりました。大変残念ではありますが、皆様のご理解をいただけますと幸いです。
さて、洋学史学会25周年大会において承認されました『洋学史研究事典』(思文閣出版)が、まもなく刊行されます。刊行を記念して、下記の通り座談会を開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
なぜいま『洋学史研究事典』なのか
『洋学史研究事典』の編集委員が、編集作業を通して感じたことなどをお話しします。
青木 歳幸 (佐賀大学特命教授・『洋学史研究事典』編集委員長)
海原 亮 (住友史料館主席研究員)
沓澤 宣賢 (東海大学名誉教授)
佐藤 賢一 (電気通信大学教授)
イサベル・田中・ファンダーレン (東京大学史料編纂所共同研究員)
『洋学史研究事典』作業の実際
『洋学史研究事典』の欧文表記の統一作業や事務作業、若手研究者が担った役割、出版社からみた『洋学史研究事典』などをお話しします。
イサベル・田中・ファンダーレン (東京大学史料編纂所共同研究員)
古木 景子 (洋学史学会事務局)
阿部 大地 (佐賀県立博物館)
堅田 智子 (流通科学大学)
田中 峰人 (株式会社 思文閣出版)
『洋学史研究事典』と洋学研究のこれから 『洋学史研究事典』をご執筆いただいた皆様に、ぜひお話しいただきたいと思います。執筆をきっかけにして新しくわかったこと、イチオシの写真、『洋学史研究事典』に期待することなど、参加者から発言をいただけますと幸いです。
日時:2021年9月5日(日)10:00〜12:00
開催方法:オンライン
(要申込、8月31日(火)18時〆切)
申込方法、ワークショップ内容等:
詳細は、洋学史学会若手部会ブログを参照のこと。
講演予定者:田中美穂(津山洋学資料館学芸員)
司会:堅田智子(流通科学大学講師)
※津山洋学資料館機関誌「洋学資料館」No.29でも紹介されました。
新型コロナ感染拡大、緊急事態宣言などで、例年の5月の総会とシンポジウムの開催は困難となりました。
『洋学史研究事典』の刊行記念とすべく、30周年記念総会・シンポジウムを下記の日程でオンラインで開催いたします。
日時:2021年7月18日(日)15:00〜15:45(14:45入室開始)
開催方法:オンライン
日時:2021年7月18日(日)17:00〜20:00
開催方法:オンライン
16:45〜 入室開始
17:00〜17:05 会長挨拶
17:05〜17:10 事務局からの説明、趣旨説明
17:10〜17:15 準備
17:15〜18:00 フォラー邦子(アムステルダム大学人文学部 客員研究員)
「日本に渡った銅版画」
要旨:静山・蒹葭堂の蘭書コレクションの特色は銅版画図版にある。視覚的情報伝達媒体としての銅版画を高く評価したからである。彼らの図版入蘭書を「商品」として考えてみたい。銅版画図版を伴う書籍の出版には多額の投資、出版に至るまでには多大な労力を要する。そのため一度完成すれば、図版は書肆の大きな財産となり、使い回しはもちろんのこと、単品でも販売した。この過程を銅版画に翻弄された書肆フランソワ・ハルマを例に説明する。銅版画が日本に単品で上陸する可能性を具体的に示すことで、今後の研究の幅がより広がることを期待するものである。
18:00〜18:45 ショーン・ハンスン
(Assistant Professor, Modern Languages and Cultures, Durham University)
「欧米から見た洋学史研究:問題意識の回復・連携の可能性」
要旨:一時期激しく論争の的となった洋学史研究は現在、どのような問題意識を抱懐しているか、または将来に向けて抱懐し得るか、欧米(米・独・英)で研究生活を送った立場からいくつかの愚答を述べるのがこの発表の目的である。より具体的には「科学史」・「グローバルヒストリー」・「知の歴史」(history of knowledge)の最近の動向を紹介し、そこから示唆を受けて、洋学(とりわけ幕末洋学)史研究の今後の課題とそれを支える知的インフラ(研究協力・資料提供等)について話す。
18:45〜19:25 休憩
19:25〜19:55 質疑応答・全体討論
19:55〜20:00 事務局より連絡
*シンポジウム終了後、茶話会も企画しております。